トップメッセージ

 株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。

 Society 5.0が現実的になり通信サービスを取り巻く環境が急速に変化する中、当社は、市場ニーズやその先の動向を見据えたグループ経営の体制を整えてまいりました。
 当社は、今年も「インフラ・プラットフォーム志向を軸としてソリューション・サービスも志向する」という基本方針を継続し、グループ企業との連携により、特定ベンダーに依存しないトータル・ソリューションの提供を実現していきます。

 通信事業者向けでは、2025年に予定されるNTT東西による加入電話網(PSTN)のマイグレーションにおいて、SBC(セッションボーダーコントローラー)およびENUM(電話番号マッピング)サーバーなど、通信事業者間のIP相互接続に必要となるソリューションの提供をはじめ、通信ネットワークの仮想化といったインフラ整備需要への対応を進めます。
 また、来春の商用サービス開始に向け加速する5G市場や、MNO/MVNO市場においては、パートナー企業との連携による対応製品の拡充および自社製品の機能向上に向けた開発を継続し、情報通信分野の急速な構造変化に柔軟に対応していきます。
 目前に迫った東京オリンピック・パラリンピックに向け整備が急務とされるネットワークセキュリティの分野においては、当社が得意とするセキュリティコンサルティングの提供範囲の拡大と提供形態の多様化を図るほか、従来より進めている海外パートナーとの連携を強化し、先進的なセキュリティソリューションの提供を図っていきます。

 エンタープライズ向けでは、当該事業に特化した子会社「NextGenビジネスソリューションズ」と連携し、レガシーシステム(PSTN)からのマイグレーション需要に対応するだけでなく、今後も市場拡大が見込まれる音声認識をはじめとするAI等を活用した音声ソリューションの高度化と付加価値の向上を目指します。また、企業のオフィス業務の効率化をサポートするRPA製品の販売を促進していきます。
 クラウドサービスU³(ユーキューブ)につきましては、CpaaS事業に特化した子会社「LignApps」との連携により、クラウドでのPBXサービスやコンタクトセンターソリューションの提供、各種システムのシームレス連携など、コミュニケーションを軸としたサブスクリプションサービスの提供を計画しています。
 これらを統合的に提供することにより、デジタルトランスフォーメーションの潮流に沿った事業を展開していく所存です。

 今後も当社はグループ全体のソリューション・サービス開発の柱となり、子会社がそれぞれの事業や市場の特性に対応しながら業容を拡大していく体制を強化しつつ、グループ一丸で社会の発展に貢献できるネットワークサービスの提供を目指していきます。

 株主の皆様におかれましては、引き続きさらなるご支援とご指導を賜りますよう心よりお願い申しあげます。

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代表取締役 執行役員 社長 大西 新二